往診・訪問治療とは?
寝たきりの方、病気により自立歩行ができず通院が困難な方。こうした方々のご自宅や施設を訪問し、マッサージや機能訓練などを行います。
※医療保険が適用されます(介護保険サービスには影響しません)
対象となる方
筋力低下や麻痺、関節の動きの制限(関節の拘縮)などの症状がある方。そのため自分で歩いて病院に行くのが難しい方、寝たきりの方。
医師により医療マッサージが必要と判断された方。
たとえば
- 通院したいが自分一人での外出は転倒などの不安がある。
- 介護保険を枠いっぱいに使っているので訪問リハビリを頼めない。
- 訪問リハビリはしてもらっているが、週一回なのでもの足りない。
- 脳卒中、脳梗塞の後遺症で手足が固く、痛みやしびれがある。
- 足腰が痛く外出がままならず、ストレスがたまっている。また外出できるようになりたい。
具体例1脳梗塞や脳出血の後遺症がある
- 病院でリハビリをしていたが、これからというタイミングで180日の期間を越えてしまったから。と、断られてしまった。
- 介護保険の訪問リハビリを使いたいが、点数が足りなくて出来ない。もっとリハビリをしたい。動かしたい。
具体例2筋肉が弱って、いろんな動作ができなくなってきた
- ちょっとした不調で一ヶ月入院し、退院したら歩けなくなってしまった。立てなくなってしまった。寝たきりになりたくない。歩きたい。
- 大腿骨を折ってしまって入院した。病院にいる間、リハビリである程度回復したけれど、退院したら指導を受けながら練習なんて出来ない。また歩かなくなってそのまま寝たきりになりたくない。
具体例3関節がかたくなり、着替えがしにくくなってきた
- 寝たきりが長く、もう意識が無く、肘も膝も曲げっぱなしで固くなってしまった。着替えの介助がしにくい。せめて、手足が伸びないだろうか。[関節の拘縮]
- [脊柱管狭窄症による痺れと廃用性萎縮]
そのほか
パーキンソン病で筋肉が固くなってしまって痛い。
日常の動きがしにくくなってきた(固縮)
- 脳血管障害後遺症(脳梗塞、くも膜下出血など)
- 脊髄損傷後遺症
- 骨折術後の後遺症(大腿骨骨折)
- パーキンソン病・症候群
- 変形性脊椎症(背部痛)
- 変形性腰椎症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症(手足の痺れ・痛み)
- 脳性麻痺
- 動静脈瘤による下肢の痛み
など
往診・訪問先の声
脳梗塞後遺症による機能低下があり、リハビリとケアを目的に週2回利用しています。
利用する度、毎回身体機能の向上が感じられ励みになります。
慢性呼吸不全により、酸素吸入をしながら生活をしているため、リハビリは背筋のストレッチから行ない、動作に合わせてしっかり手を伸ばし左右に体を傾けて行っています。
初めの頃は、ベッド上でのリハビリしかできませんでしたが、メニューを状態に応じて、少しずつ変更しながら実施し、今では自力立位・数メートルのつたい歩行が可能となりました。
訪問のない日は運動メニューを見ながら実施しています。
大腿骨頸部骨折で筋力低下による歩行困難があり筋力回復と関節可動域訓練をし今では杖を使い歩行ができるようになりました。